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『あげくの果てのカノン』 第22話 ネタバレ
松木平は徐々に「かのん」のことが気になり始めていました。
しかし、慎重な松木平は自分になんて気があるわけがないと言い聞かせます。
事実、「かのん」には先輩しか見えていません。
朝の洗面所でまた松木平と会うと、周囲から今度は別の男性かと噂されるようになります。
このまま一緒にいると、更に悪意ある噂がたってしまう。
そう思った「かのん」は走って松木平から離れようとします。
対して松木平は「かのん」がタオルを落としていたので、届けようと追いかけます。
あっという間に追いつかれた「かのん」は、勢い余ってビンタしてしまいます。
また眼鏡が外れたところで、ヒロに目撃されてしまい、
顔が似ていたら誰でもいいのかと弟からも言われます。
「この女はやめといた方がいいですよ」
そうヒロから言われた松木平ですが、
意外にも
「変わらない人なんていないと思いますけど」
と言い返されます。
同じころ、初穂はどこかの牧場にいました。
道で倒れているところを、酪農を営んでいる一家に救われていました。
そのまま住み込みで働きながら、「本田」という偽名で生活を送っていたのです。
ゼリーのメメちゃんもこっそり連れてきていました。
自分がゼリーを逃がし、取り返しのつかないことをした。
私がなんとかしなければ‥‥。
そんな思いで、仕事終わりも机にむかうのでした。
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