- Home
- 浮気・不倫まんが, あげくの果てのカノン 第14話
- 『あげくの果てのカノン』 第14話 ネタバレ
『あげくの果てのカノン』 第14話 ネタバレ
場が騒然とする中、最初に動いたのは初穂でした。
傘も刺さず、雨の中立ち尽くす二人に傘を差しだします。
良かったら使って?と優しく微笑みながら。
弟が勘違いしているだけだと言い、「かのん」もすかさず謝ります。
そして、境先輩も「かのん」を見てただの友達だと言います。
「携帯が壊れていて連絡がつかないから、何か行き違いがあったのかも。」
「ごめんね高月さん、また連絡する」
そういって境夫婦は去っていきました。
先輩が私のことを忘れていなかった。
連絡もすると言ってくれた。
嬉しそうに一気に話す「かのん」でしたが、その顔は泣いていました。
翌日、今までの先輩との関係は無かったことになるのだろうか。
全部私の妄想なのだろうか。
そんなことを仕事中も考えていると、初穂さんが目の前に現れます。
傘の件を思い出しすぐに届けると言う「かのん」ですが、初穂さんはその件ではないと言います。
そして、急に頭を下げ、この前「かのん」一人が泥をかぶる展開になったことを謝るのでした。
「今日はあなたとお話がしたいの…」
まさかの展開に戸惑いますが、お互いに同じ人が好きで、その人について語り合えることに喜びを感じていました。
しかし、初穂さんが「かのん」の使う万年筆に気付いたのと同時に、
「かのん」もポストに入っていた万年筆を思い出します。
この人は、私を許してなんかいない。
そのことに気付いた瞬間、「かのん」はその場に居れなくなり、お金を置いて席を立ちます。
帰宅した初穂は、宗介に二人で甘いものが食べたいと言います。
当然、宗介が甘いものを買いに行くとしたら「かのん」の喫茶店だということはわかっていました。
そして、自分は少し仕事があるから1時間くらい家を空けるとも言います。
必ず宗介はあの女の元から自分の元へ戻ってきてくれると信じて。
予定通り宗介は「かのん」の喫茶店に行きました。
この前の騒動を謝る境先輩に対して、「かのん」は初めて先輩に怒りをぶつけます。
そして1時間以上が過ぎ、約束の時間に初穂は自宅に電話をかけます。
宗介がでることを信じて。
しかし、電話には誰も出ませんでした。
宗介はまだあの女のところにいる。
自分の元へは戻ってこなかった。
そんな現実を突きつけられ、涙が止まりません。
そして初穂は弟のヒロを呼び出すのでした。
【あげくの果てのカノン】をじっくり試し読みするなら
『まんが王国』
がオススメです。
アマゾンで購入はこちら
この記事へのコメントはありません。