- Home
- 浮気・不倫まんが, あげくの果てのカノン 第12話
- 『あげくの果てのカノン』 第12話 ネタバレ
『あげくの果てのカノン』 第12話 ネタバレ
ついに初穂が修繕による変化抑止の研究を成功させました。
大勢の報道陣を前に、堂々と発表する初穂。
同時に夫である宗介もインタビューを受けます。
そんな中、宗介は様々なことを思い浮かべます。
9月某日
場面は宗介と「かのん」が再開した時に移ります。
当時はまだ「かのん」について何とも思っていませんでした。
街中で勝手に写メを撮られても、もはや何とも思わない。
そんな様子の宗介に、初穂は自分の感情を大事にするように言います。
心変わりするのだから、特に大事にしてほしいと。
高校の頃、宗介は自分のことをこっそり撮るような人たちを卑怯だと感じていました。
その対象はまさに「かのん」でした。
しかし、そんな卑怯だと思っていた「かのん」が正面から告白してきたことに驚きます。
10月某日
帰宅した宗介は、初穂が慌ただしく荷造していることに気付きます。
研究のために今からイギリスに行くから、宗介の誕生日には日本にいないから。
ごめんね?
自分の為と言いながら、自分より仕事を優先する妻に少し嫌気が差していました。
研究に焦る妻を見て、初穂は変わっていく自分が許せないんだと気づくのです。
そして、なにも考えていないような、何も変わらない「かのん」に近寄ります。
変わらない「かのん」を見ていると、自分も変わらないかもしれないという希望を持ってしまう。
だから、君が嫌いだ。
初穂はかつて、変わっていく自分の体を好きと言ってくれて、
心が変わっても私が止めるから安心してと言ってくれて。
私たちはずっと一緒と言ってくれた。
しかし、今ではそれは宗介にとって呪いの言葉でしかありませんでした。
現在
SLCでは初穂を祝うパーティーが開かれていました。
世間では、夫婦とは共に歩み、寄り添い、支え合うことを望む。
例え気持ちが変わっていても、それは許されない。
世間に幸せな夫婦として認知されればされるほど、変わることの許されない夫婦であるということを
思い知らされる。
初穂はそんな世間も利用していることに気付く宗介でした。
【あげくの果てのカノン】をじっくり試し読みするなら
『まんが王国』
がオススメです。
アマゾンで購入はこちら
この記事へのコメントはありません。