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『あげくの果てのカノン』 第7話 ネタバレ

先輩と再会した「かのん」は、二人でひと気の無い廃墟に移動します。

 

先輩が抱きしめてくれる。

 

高校時代では絶対にありえなかった状況。

 

でもこの人には奥さんがいて、この状況は異常でおかしくて、これ以上は許されない。

 

そんなことはわかっていても、先輩といれることに幸せを感じます。

 

生きていてよかったと「かのん」は言いますが、あんな状態になったのに元に戻る自分を見て、

境先輩は「僕たちはどこかおかしいんだと思う。」と言います。

 

そんな姿に新鮮味を感じて、更にテンションがあがる「かのん」

 

そして、先輩の頭の傷の話になり

 

「今回は傷跡が酷い。妻も化け物みたいだってさ。」と先輩が言います。

 

それを聞いて「かのん」は、こんなところで奥さんと張り合っても意味がないと

わかているのに「私は引きません。」と言います。

 

二人で包帯を取ります。

 

先輩の顔は、半分が継ぎ接ぎのようになっていました。

 

まるでなにかを移植したような。

 

神様のような存在だった先輩に触れている。

 

そんな状況に「かのん」の心臓は高鳴ります。

 

修繕のたびに変わる自分が不安で仕方ない先輩は、

ずっと変わらず自分を好きでいてくれる「かのん」に安心を感じていました。

 

「かのん」は血走った眼で言います。

 

「私が正しかった。言ったじゃないですか、告白した時、一生、先輩しか好きにならないって」

 

先輩から甘い言葉を投げかけられても、これは修繕で先輩が変わったからかもしれない。

 

いつかは、また修繕で先輩は変わってしまうかもしれない。

 

今が修繕による一時的なものかもしれない。

 

でも、そんな状況も幸運と思ってしまう自分がずるい。

 

そして、先輩は「かのん」を抱き寄せてキスをします。

 

先輩の妻、先輩の修繕への苦しみ、それらを踏み台にしてまでも自分の恋を成就させたい。

 

こんな時に目を血走らせる私の方がよっぽど化け物で、醜い。

 

 

そんな二人をモニター越しに、先輩の妻は見ていました。

 

そして、弟は、姉の先輩ファイルを見てしまいます。

 

『あげくの果てのカノン』 第8話

 

『あげくの果てのカノン』 第6話

 

 


 

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