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『あげくの果てのカノン』 第5話 ネタバレ
場面は境先輩の職場。
食事をしながら、この前の戦闘の話題で盛り上がっていました。
境先輩も戦闘で負傷し、右目が充血しています。
どうやら修繕した同僚が好みのタイプまで変わってしまい、離婚にまで発展したとのこと。
そんな同僚もいる中、相変わらず甘党な境宗介に同僚は関心していました。
場面は「かのん」の部屋に移ります。
ひょんなことから境先輩とデートをすることになった「かのん」
しかもそのデート場所は先輩の職場であるSLC。
浮かれる反面、先輩の奥さんの勤め先もSLCということも知っていました。
何を着て行こうか迷っている「かのん」を見ていた弟が言います。
「姉ちゃんは…不倫したいの? それは、ダメだろ。」
当然「かのん」もそんなことはわかっています。
弟に笑顔で「そんなことできるわけないじゃん」と答えます。
ドクンドクンと高鳴る心臓とは裏腹に、期待しても何も起こらないと自分に言い聞かせます。
そして、デート当日。
充血した目の先輩に少し驚きながらも、うれしい気持ちを抑えられない。
順調にSLCの中を案内される中、突然先輩から聞かれます。
「高月さん、花 好き?」
もちろんと答えると、よかったと言い先輩は扉を開けます、
その扉の向こうには綺麗な青空。そして一面に花が広がっていました。
地上では毎日雨の為、植物も貴重な存在となっていた為、
地下で極秘に資料として保管されていました。
それを自分の為だけに見せるという先輩。
「ここに来たこと、秘密だよ?」
そんなことを言われたら…思わず泣いてしまう程うれしい気持ちで溢れました。
外見と中身が多少変わっても、今の先輩は自分の欲しい言葉や対応をくれる。
もの凄く嬉しい。
でも、なぜ、なんで奥さん一人を見ないんですか?
そんな複雑な心境の中、先輩から上を見てと言われます。
先輩が機械を操作すると、風景は一気に夕焼けに。
そして、「かのん」は星空をリクエストします。
驚くほど綺麗な星空。
感動している様子の「かのん」を見て、先輩は「今度二人で見に行こう」と言います。
思いもしない言葉に戸惑う「かのん」
‥‥
何を言ってるんですか?
疲れてるんですか?
奥さんと喧嘩でもしました?
”だから私で現実逃避しようとしてるんですか?”
心の中で葛藤が終わりません。
なかなか返事が出せない「かのん」を見て、
「困らせちゃったね。ごめん。もう地上に戻ろうか。」
と言う先輩。
このまま終われば、今までの遠い存在の先輩のまま。
なにも変わらない日常が待っている。
先輩は奥さんと仲良く過ごし、自分は時々そんな二人を目撃する。
それでいい。
これで良かったと思える日が来る。
だって、これ以上進むと罰を受ける。
「はい」と言ったら罰を受ける。
そんなことはわかっていても、体が勝手に動いていました。
帰ろうとする先輩を掴み、
「先輩、好きです!!! はちねんかん…ずっと好きでした!!!!」
「先輩とならどこへでも行きます…北でも、南でも」
とうとう再び想いをぶつけてしまった「かのん」
「やっぱ高月さんて最高だなぁ」
そう言いながら笑って近づく先輩。
「かのん」の嬉しさも最高潮に達します。
…突然
先輩の顔が半分切り落とされます。
返り血を浴びる「かのん」
扉の奥には何者かの触手が無数に伸びていました。
これは罰?
現状を理解できないまま、呆然と立ちすくす「かのん」でした。
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